私がフローリストの世界に憧れた原点|韓国人フラワーアーティスト・高橋永順さんとの出会い

自然と寄り添う

大学生の頃、名古屋の本屋で

私が韓国の方で一番最初に知ったのは、写真家でありフラワーアーティストの高橋永順(たかはし えいじゅん)さんでした。
大学生の頃、よく寄り道していた名古屋の本屋で、ふと一冊のきれいな花の本に手を伸ばしました。それが高橋永順さんの写真集。

ページをめくると、そこにはこれまで見たことのないような、ダイナミックで自然な花の生け方が広がっていました。
花の色合わせも直感的で自由。
その瞬間、花の世界の奥深さと可能性に心を奪われ、胸がときめいたのを今でも鮮明に覚えています。

韓国の方だと知った驚き

後になって、その本の著者・高橋永順さんが韓国の方だと知りました。
日本の花の表現とも、西洋のフラワーデザインとも少し違う――。
その独特の感性と存在感に「不思議な魅力」を感じたのです。

フラワーデザインへの関心が芽生えた日々

その後、私は高橋永順さんの写真集を何冊も買い集めるようになりました。

「花ってこんな風に活けることができるんだ」
そう思ったのがきっかけで、次第にフローリストという世界に関心を持つようになりました。

  • 名古屋のとあるフラワーデザイナーの先生の教室に通ったり
  • ホテルのフラワーショップでアルバイトをしたり
  • そして、日本の生け花のお稽古も続けたり

学生生活の中で、花と深く関わる時間を持てたことは、私にとって大切な経験となりました。

花と心をつなぐ体験

高橋永順さんの花の表現と出会ったことは、単なる趣味や学びにとどまらず、
「美しいものに心を開く」きっかけとなりました。

花は生きていて、色や形や香りを通して、その瞬間の気持ちや記憶と結びついていきます。
私にとって高橋永順さんは、そんな「花と心をつなぐ扉」を開いてくれた存在なのです。

🌸 まとめ

花の本は「飾るためのガイド」でもありますが、それ以上に「心を映す鏡」のような存在だと思います。
高橋永順さんの写真集は、そんな花の力を存分に伝えてくれる一冊ばかり。

もし花やフラワーデザインに興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
ページをめくるたびに、新しい花との出会いが待っています。

今がいちばん。花と永順80歳

今生きていることがいちばん幸せ。そう思って、目の前に集中して

40代、50代、60代……いつからだって出発できる

引用元:LEE :81歳の今も花と共に生きる
レジェンド・フラワーアーティスト高橋永順さん、40代から先を楽しく生きる秘訣、教えてください! より

こちらのLEEの記事で、さらに詳しく読むことができます。

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