よく使う5本だけでOKな“ミニマル調味料”生活、はじめてみませんか?
忙しい毎日の中で、冷蔵庫やキッチン棚の中が調味料だらけになっていませんか?
「使いきれない」「どれを買えばいいか迷う」——そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、“ミニマル調味料生活”です。
ミニマル調味料とは?
「必要最低限の調味料だけを持ち、毎日の料理をラクにする」——それがミニマル調味料の考え方です。
たった5本あれば、和・洋・中の基本料理はほとんど作れてしまうのです。
私が選ぶ「ミニマル調味料」5本
1. 醤油(しょうゆ)
和食の基本。煮物・炒め物・ドレッシングまで万能。
2. 味噌(みそ)
味噌汁だけでなく、和え物や隠し味としても活躍。常温保存可能なチューブタイプも◎。
3. 酢(す)
さっぱり系料理やピクルス、ドレッシングに。米酢またはりんご酢がおすすめ。
4. オリーブオイル
洋風メニューやサラダ、炒め物に。体にもやさしく、香りも豊か。
5. 塩
言わずと知れた基本調味料。ミネラルの多い自然塩がベター。
なぜ5本に絞るのか?
- 使いきれるから無駄がない 期限切れの心配が減り、冷蔵庫もすっきり。
- 調理の幅を広げる工夫が生まれる 限られた調味料で工夫することで、料理のセンスが磨かれる。
- 気持ちもラクになる 「選ぶストレス」「捨てるストレス」から解放される。
ちょっとだけ+αしてもOK
以下のようなアイテムを1〜2本だけ足すことで、さらにバリエーションが広がります。
- みりん or みりん風調味料:照りや甘みを出すのに便利
- にんにくチューブ:パンチの効いた味に
- だしパック:簡単に旨みをプラス
🍚 ミニマル調味料だけで作れる調理例 5選
1. 醤油+オリーブオイルで:和風ガーリック炒めごはん
材料:ごはん、野菜(ピーマン・玉ねぎなど)、卵
作り方:
- フライパンにオリーブオイルを熱し、野菜を炒める
- ごはんと卵を加えて炒め、仕上げに醤油を回しかける → ほんのり香ばしくて、食欲そそる一品に!
2. 味噌+酢で:さっぱり味噌和え豆腐サラダ
材料:木綿豆腐、キュウリ、トマト、白ごま(あれば)
ドレッシング:味噌・酢・オリーブオイルを同量ずつ混ぜる
→ 発酵×酸味の相性抜群!夏にもおすすめの一皿
3. 塩+オリーブオイルで:塩だけポテト
材料:じゃがいも、塩、オリーブオイル
作り方:
- じゃがいもを薄切りにしてトースター or フライパンで焼く
- オリーブオイルと塩をふって完成 → シンプルだけど止まらない味。おやつにも◎
4. 醤油+酢で:簡単なんちゃって酢豚風
材料:豚こま切れ肉、ピーマン、玉ねぎ、人参
味付け:醤油:酢=1:1(+水少々)で甘酢風に
→ とろみが欲しい場合は片栗粉(+α)を使用してもOK
5. 味噌+オリーブオイルで:コクうま味噌パスタ
材料:パスタ、キノコ、玉ねぎ、ベーコン(or 豆腐)
ソース:味噌・オリーブオイル・パスタの茹で汁少々を混ぜて
→ 味噌がチーズっぽいコクを演出。意外と洋風にも合う!
📝 まとめ:調味料は少なくても、味に深みは出せる
「少ない調味料でも、ここまでできるんだ!」という驚きを感じていただけたら嬉しいです。
大事なのは“素材の味を引き出す”こと。5本の調味料があれば、十分それが可能です。
今日から始めるミニマル調味料生活
まずは今ある調味料を全部出して見直すことからスタートしてみましょう。
「使っていない」「賞味期限が切れている」ものは思い切って手放してOK。
そして、紹介した5本を基準に「自分だけのミニマルセット」を選んでみてください。
おわりに|“少なく持つ”ことで、料理も暮らしも軽やかに
ミニマル調味料生活は、モノを減らすだけでなく、心の余白も生み出してくれるライフスタイル。
「たくさん持っている=豊かさ」ではないという価値観に、調味料から気づけるかもしれません。
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